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赤江町古墳

 ( あかえちょうこふん )

指定者
種別 史跡
指定年月日 S8.12.5
所在地 宮崎市恒久2丁目
 大淀川下流の南岸に広がる沖積平野部に位置する古墳群の一つである。このうち、赤江町古墳としては円墳2基が指定されている。1号墳(福長院塚または霧島塚)は、恒久小学校の南側に所在しており公園化されている。現在の高さ4.7m、直径43mを測る大型円墳で、『日向地誌』では高さ1丈余で周囲1町20間で幅4間の隍(周溝)が巡っていたという。
 この1号墳は、その内部主体が横穴式石室である可能性が高く、盗掘により鉄剣・鉄鏃・鎧等が出土したと伝えられていることから、古墳時代後期頃の首長墓級に相当する古墳であったと考えられている。  

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