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須木の滝
( すきのたき )
指定者
県
種別
名勝
指定年月日
S8.12.15
所在地
小林市須木字鶴園
須木の滝は、約30万年前に加久藤カルデラ(現在のえびの市付近)の火山活動による火砕流が固結した加久藤溶結凝灰岩を、本庄川の水流が少しずつ侵食・後退して形づくられたものである。自然休養施設「すきむらんど」の中心的存在であり、観光地として整備されている。
本来は落差約40m、幅18mを誇る勇壮な滝で、古くから景勝地として知られていた。しかし、滝の下流側に綾南ダムが建設されたことで小野湖(人工湖)が出現し、その湖面が上昇したために落差が半分近くとなっている。往時の面影は失われてしまったが、湖面に轟音と水しぶきをあげて流れ落ちる滝の姿は絶景である。
その昔、継母が先妻の子を滝に突き落とそうとしたが、一緒に滝壷に落ちたという伝説から「継子滝」とも呼ばれている。
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