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> 鬼神野・栂尾溶岩渓谷 ( きじの・つがおようがんけいこく )
鬼神野・栂尾溶岩渓谷
( きじの・つがおようがんけいこく )
指定者
県
種別
名勝
指定年月日
H8.3.25
所在地
美郷町南郷区・椎葉村
鬼神野・栂尾溶岩渓谷は、小丸川の上流の南郷村と椎葉村の村境である鬼神野・栂尾地区の渓谷にあり、美しい岩々がその渓谷の両側に高さ約20m、長さ約200mにわたり広がっている。
この岩は、約1億年前の中生代に海洋(今の太平洋)の深海底で噴出した溶岩が、急冷されて枕状に固結(枕状溶岩)したものである。そして、海洋底で誕生したこれらの枕状溶岩は、その後のプレ-トの移動により大陸近くに運ばれ、一旦地下深く取り込まれたものが、その後の地核変動や侵食によって現在の状態に見られるようになったもので、地球のダイナミックな変動の証拠となっている。
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