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船塚古墳
( ふなつかこふん )
指定者
県
種別
史跡
指定年月日
S52.4.1
所在地
宮崎市神宮(宮崎神宮内)
宮崎神宮本殿の北側に隣接する前方後円墳である。下北方古墳群のうち、低地上に単独で存在する古墳で、同古墳群中の最後の首長墓とされている。船塚古墳には、神武天皇の船を埋めた塚、神武東征時に船をもやいだ場所といった伝承が残る。
古墳の大きさは、全長76.8m、後円部径は38m、高さは7.34m、前方部の幅は47m、高さ7.76mで、前方部は大きく広がる。古墳の周囲には盾形の周溝(幅約13m)が巡り、周堤帯も一部認められる。古墳南側のくびれ部は、社殿によって損なわれているが、それ以外の部分は比較的良好に保存されている。墳丘の形状から古墳時代後期頃の築造と考えられている。
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