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富田村古墳
( とんだそんこふん )
指定者
県
種別
史跡
指定年月日
S19.12.15
所在地
新富町富田東1丁目、大字三納代字蔵園・字鐙、大字日置字今別府、大字上富田字天神平ほか
新富町内を流れる日置川と鬼付女川に挟まれた丘陵地には多くの古墳が分布している。このうち円墳60基,横穴5基の計65基について富田村古墳として指定されている。他にも未指定の古墳も多く存在している。現在までに8基が指定解除となっている。
この富田村古墳の分布は3箇所にわかれ、新田原台地が広がる上富田地区や北原牧台地一帯の丘陵、上日置台地一帯である。古墳の分布域内では古墳時代中期に築造された円墳で蛇行剣や陶質土器が出土した鐙古墳、古墳時代前期頃の築造で鉄剣・鉄鏃・玉類等が出土した下屋敷古墳があり、北原牧台地の蔵園遺跡や北原牧遺跡において墳丘を既に失った古墳や地下式横穴墓の発掘調査が行われた。
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