西都市に所在する県指定古墳の一つであり、上三財地区にある横穴墓４基である。三財川の左岸域に広がる小豆野台地から派生する丘陵上に横穴墓が分布している。いずれも険しい丘陵や急斜面上に位置すしている。他の古墳群とは隔絶した立地であり、横穴墓を埋葬施設とする点でも性格を異にしている。
　昭和11年に三財村古墳の一部として史跡指定を受けたが、平成27年に現在の名称に変更された。