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百塚原古墳群
( ひゃくつかばるこふんぐん )
指定者
県
種別
史跡
指定年月日
S9.4.17〈妻町清水・西原古墳〉
S10.7.2〈三納村古墳〉
※(H27.9.7名称変更)
所在地
西都市大字清水字西原、大字三納字永野大原
百塚原古墳群は、西都原古墳群の西側の谷を一つ隔てた西原・永野地区の丘陵上に位置し、大小の円墳と地下式横穴墓で構成される墳墓群である。この丘陵一帯は通称「百塚原」とも呼ばれ、この百塚原の一古墳から国宝「日向国西都原古墳出土金銅製馬具」が出土したとの伝承が残っている。
古墳は標高70~80m前後の平坦面とやつで状にのびる丘陵上に分布しており、そのうち39基(全て円墳)が県指定古墳である。
1号墳は、平成25年度に行われた範囲確認調査の結果、墳径24m・周溝を含めた直径30mで周溝の底面から現在の墳丘面までの高さが約5mの大型円墳であることが判明した。周溝より出土した土器から5世紀末~6世紀前半頃に築造されたと見られる。その周辺では墳丘を既に失った小円墳群や地下式横穴墓の存在も確認され、6世紀末~7世紀前半代にかけて築造されたと考えられている。
昭和9年に妻町清水・西原古墳、昭和10年に三納村古墳の一部として史跡指定を受けたが、平成27年に現在の名称に変更された。
百塚原古墳群7号(旧妻町清水・西原古墳25号)
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