北海道に生まれる。昭和42年から東京芸術大学大学院彫刻科で学ぶ。昭和45年、イタリア政府国費留学生としてイタリアに渡る。ローマ・アカデミア美術学校でペリクレ・[ファッツィーニ]に師事し、制作にあたる姿勢や考え方に強い影響を受ける。昭和48年、トスカーナのピエトラサンタにアトリエを構える。同年、[イサム・ノグチ]と出会い、後にノグチとその師であるブランクーシの作品から大きな刺激を受ける。平成４年の芸術選奨文部大臣新人賞をはじめ、国際彫刻展賞や、世界のピエトラサンタ賞など数々の賞を受賞。自由な曲面が見る者に不思議なイメージを与える彫刻作品を制作、イタリアを中心に個展の開催や彫刻展への出品を精力的に行う。