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常心塚古墳
( じょうしんづかこふん )
指定者
国
種別
史跡
指定年月日
S55.3.24
所在地
西都市大字上三財字常心原7831
常心塚古墳は、西都市の三財川の左岸にある標高約65mの小豆野原台地上に独立して存在する古墳時代後期の方墳である。
古墳の墳丘の一辺が約23.5m、高さ約3.6mで、周溝を挟み、その周囲には一辺約37.5m、高さ1mの外堤が巡る。周溝・外堤をほぼ完全な形で残存している例は珍しく大変貴重である。
常心塚という名前の由来は、江戸時代に「常心」という僧侶がこの古墳にあった空井戸に籠もって即身成仏(そくしんじょうぶつ)したという伝説からから由来しており、現在、墳頂部南端にその追善のための小堂が建てられている。この小堂の背後に石室の一部が露出しており、石材の形状から横穴式石室であることが推測できる。
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