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茶臼原古墳群
( ちゃうすばるこふんぐん )
指定者
国
種別
史跡
指定年月日
S48.8.18
所在地
西都市大字茶臼原字春日1210-1ほか
茶臼原古墳群は、西都原古墳群の北東約3㎞、一ツ瀬川左岸標高約130mの茶臼原台地上にあり、前方後円墳3基を含む大小55基の古墳が3つのグループ(春日地区、轟地区、上野地区)に分かれて分布している。
なかでも1号墳は、「児屋根塚(こやねづか)」と呼ばれ、墳長約108m(前方部63m、後円部径64m)、後円部の高さ約7.6mを測る前方後円墳である。九州でも十指には入る大きさを誇るこの古墳は、青銅製の四獣鏡や蛇行剣など豊富な副葬品が出土している。築造年は出土遺物や形態から5世紀の前半から中葉に造られた古墳であると考えられる。
また上野地区の前方後円墳は柄鏡式古墳で児屋根古墳より古いとされている。
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