木造騎獅文殊菩薩及脇侍像 附木造天蓋一面
( もくぞうきしもんじゅぼさつおよびわきじぞう ふてんがいいちめん )
指定者 |
国 |
種別 |
重要文化財 |
指定年月日 |
S19.9.5 |
所在地 |
宮崎市佐土原町上田島767(大光寺) |
この像がある大光寺は、臨済宗のお寺で、建武2年(1335年)に創建された。江戸時代には、島津氏の保護を受け、寺の隆盛をきわめた。
この寺にある文殊菩薩像は、底板にある記銘により貞和4年(1348年)康俊の製作とされ、4人の侍者(優填王・最勝老人・善財童子・仏陀波利三蔵)を従えた渡海文殊の姿を表現したもので騎獅像で高さ52.1cmである。また文殊菩薩像の上には、円形の天蓋がある。