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> 川南湿原植物群落 ( かわみなみしつげんしょくぶつぐんらく )
川南湿原植物群落
( かわみなみしつげんしょくぶつぐんらく )
指定者
国
種別
天然記念物
指定年月日
S49.6.11
所在地
児湯郡川南町大字川南19403ほか
川南湿原植物群落は、尾鈴山を源とする名貫川の扇状地の湧水地にできた湿地である。面積は約3.4haで、東西に長い形状となっており、上流部には、溜池がある。
この湿原には、260種余りの植物が自生しており、その中で約90種が湿原植物となっている。
貴重な植物として、ヒュウガホシクサ、エダウチシロホシクサ(以上固有種)やサクラバハンノキ、ヘビノボラズ、イトバヌマゼリ、ミズギウボウシ、ミズギク(九州で本湿原のみ)などがある。
また、昆虫などの小さな生きものを捕獲し栄養とする食虫植物は、モウセンゴケ、コモウセンゴケ、ナガバノイシモチソウ、ミミカキグサ、シロバナミミカキグサ、ムラサキミミカキグサ、ホザキノミミカキグサ、ミカワタヌキモと8種類も生育している。
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