椎葉村十根川重要伝統的建造物群保存地区
( しいばそんとねがわじゅうようでんとうてきたてものぐんほぞんちく )
選定者 |
国 |
種別 |
重要伝統的建造物群保存地区 |
選定年月日 |
H10.12.25 |
所在地 |
椎葉村大字下福良字十根川、
大久保椎原の一部 |
十根川保存地区は、十根川集落、大久保集落と周辺の山林を含んだ山村集落である。
この地方特有の一列平面型(「椎葉型」といわれる)の民家からなる建物群が、険しい山に囲まれた谷あいの地に緑豊かな山林に囲まれて、石垣が重なり合う美しい山村とともに優れた歴史的風致を形成していると評価されている。
主屋は「どじ(土間)」・「うちね(居間)」・「でえ(客間)」・「こざ(仏間)」の各部屋が並ぶ一列平面形式で、この地方の特徴を残しており、これらに付属して規模が大きい主屋と隣接する馬屋、火災を考慮して少し離れて建つ倉とで構成されている。
景観的特徴である石垣は集落全域に分布しており、高さ4m、長さ40mを越えるものもある。選定後、保存地区の整備事業を実施している
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