詳細

山之口弥五郎どん祭り

 ( やまのくちやごろうどんまつり )

指定者
種別 無形民俗文化財
指定年月日 H2.3.27
所在地 都城市山之口町的野(山之口弥五郎どん祭り保存会)
「弥五郎様」あるいは、「弥五郎どん」と呼ばれる巨大な人形を作り、祭礼行列の先導役として曳き出す行事は県内に2件伝承されている。
日南市飫肥の田ノ上八幡宮に伝わる「弥五郎様」と山之口町円野神社に伝わる「弥五郎どん」である。
 南九州には巨人伝説(大人伝説)が顕著で、「弥五郎」はその主人公として知られ、各地にその足跡などと呼ばれる土地があり、この人形行事が、巨人伝説に具体的なイメージを提供していることが注目されている。
 山之口町円野神社に伝わる「弥五郎どん」は、「大人弥五郎」とも呼ばれ、11月3日の秋祭りに登場する。背丈4m余りもある胴体に白い単衣のカタビラを着せ、木彫りの朱面を付けた人形を四輪の台車に据えて、神幸行列の先頭に押し立て、500m離れた池までの間を往復する。

他の画像

地図