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行縢山

 ( むかばきやま )

指定者
種別 名勝
指定年月日 S32.12.15
所在地 延岡市南方
行縢山は、標高831mで、東丘(雄岳)西丘(雌岳)の2つの岩峰からなり、山頂付近には、約100mの落差のある「行縢の滝」がある。名前の由来は、そそりたつ絶壁の岩峰の形が、狩りなどの際に腰につける毛皮の「行縢」に似ていることによると言われている。
 行縢山の岩峰は、花崗斑岩でできており、今から約1500万年前の大崩山を中心とした大規模な火山活動に由来する「環状岩脈」の一部である。この環状岩脈のつくる山々は、可愛岳・行縢山・比叡山・矢筈岳・丹助山とつながっていく。

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