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福瀬神社のハナガガシ林
( ふくせじんじゃのはなかがしりん )
指定者
県
種別
天然記念物
指定年月日
H21.3.26
所在地
日向市東郷町山陰乙2013番地1
ハナガガシ(葉長樫)はブナ科コナラ属アカガシ亜属に分類される常緑広葉樹で、幹がまっすぐ伸び、その名のとおり葉が長いのが特徴である。ハナガガシは日本特産種であり、四国南西部や九州中南部といった温暖な地域に分布が限られる希少種で、本県では霧島山系御池、北諸県、南那珂、宮崎市など県の中南部を中心に分布が確認されている。
日向市東郷町にある福瀬神社の社叢林にはハナガガシが群生しており、その中には幹周りが1mを超えるものが27本確認されている。そのうち、樹齢は約300年といわれる木は、幹周り約5.3mあり、この種としては世界最大のものである。このようにこれほど大きなハナカガシがまとまって生育している場所は他には確認されていない。また、ここにはハナガガシの幼木も多数育っており、林床部にはムヨウラン類やハルザキヤツシロランなどの希少な植物も見られるなど学術上貴重な地域である。
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