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野辺文書
( のべもんじょ )
指定者
県
種別
有形文化財
指定年月日
H11.3.31
所在地
都城市郡元町
野辺文書は、鎌倉時代末に武蔵国野辺郷から島津荘櫛間院(現串間市周辺)へ代官として下向したとされる野辺氏相伝の文書である。
野辺文書は、現在都城市と鹿児島県志布志市に残されているが、本史料は、15世紀中頃、野辺氏が櫛間院周辺から攻められ、都城へ移って以来、相伝されたものである。
本文書は、県内の数少ない中世文書の一つで、多くの原文書を有する。その内容は鎌倉から室町期の櫛間院及びその周辺の状況を記し、また全国的にも価値の高い史料を含むものとして貴重である。
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