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板碑

 ( いたび )

指定者
種別 有形文化財
指定年月日 S40.8.17
所在地 えびの市大字東川北
 板碑は、鎌倉時代に始まり、供養塔もしくは墓石として利用されたものである。
 えびの市大字東川北の彦山寺跡境内にある大小2基(高さ218㎝、103㎝)の板碑は、ともに正中2年(1325)に密教僧寶光(ほうこう)が恩師覚然の三十三回忌供養のために建立したものである。碑文が長く内容に深みがあり、格調の高いことで知られている。
 なお彦山寺は、白鳥山満足寺の隠居所で、板碑以外にも木崎原合戦で勇名を馳せた光儼(こうげん)上人の墓や天文年間の結衆碑、北原民部の子息の供養塔など多くの石塔が残されている。

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