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高鍋神楽
( たかなべかぐら )
指定者
県
種別
無形民俗文化財
指定年月日
S44.4.1
所在地
児湯郡高鍋町・川南町・都農町・新富町・木城町(高鍋神楽保存会ほか)
高鍋神楽は、旧高鍋藩内の新納と称した東児湯一帯に分布したもので、祇園神社・愛宕神社(高鍋町)、八幡神社(新富町)、比木神社(木城町)、白髭神社・平田神社(川南町)の旧郷6社が連合して「大神事」に奉納されているもので、毎年旧暦12月11日に各社を巡回する形で行われ、6社が順番に受け持つ。
神楽は1番の「御神楽」に始まり、33番の「神送神楽」まで夜を徹して舞われる。装束は狩衣烏帽子が主であり、舞いは高尚優雅、中には甲冑を着け弓矢を用いる勇壮な舞いもあり、変化に富んでいる。
農村地帯の神楽が殆ど滅失した中にあって、この神楽の伝承は貴重な存在と言える。
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