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清武上猪ノ原遺跡

 ( きよたけかみいのはるいせき )

指定者
種別 史跡
指定年月日 H27.2.23
所在地 宮崎市清武町船引5582-1
 清武上猪ノ原遺跡は、船引地区の標高62~63mのシラス台地上に位置する全国的にも希少なかつ最大規模の縄文時代草創期の集落跡である。竪穴建物跡14軒のほか、集石遺構・炉跡・土坑群などが確認された。
 出土遺物には隆線文・隆帯文土器群や各種の石器などがあり、九州で初めての出土事例となる矢柄研磨器と呼ばれる石器も確認されている。
 遺構の数や出土遺物の料等から一定期間存続した集落と考えられ、定住生活を始めた頃の集落を復元する上でも重要な遺跡である。

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清武上猪ノ原遺跡