こうもり岩屋 …… 瀬織津姫誕生伝説 ( こうもりいわや…せおりつひめたんじょうでんせつ )
日之影川の楠原に「こうもり岩屋」というのがある。この洞窟は太古の昔、「瀬織津姫」の生まれた所と伝わる。
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伝説の地 |
国生み・神生み伝説の地 |
所在地 |
日之影町七折楠原 |
所在地情報 |
日之影川を遡り、楠原地区にある。 |
参考情報【1】 |
【瀬織津姫】
瀬織津姫は、古事記にも日本書紀にも掲載されていない神様で、「六月晦大祓」と言う祝詞にだけ登場する神様である。
その祝詞の最後の方は、次のようである。
「(前略)……遺る罪はあらじと、祓えたまい清めたまう事を、高山の末、短山の末より、サクナダリに落ちたぎつ、速川の瀬にます、瀬織津姫という神、大海原に持ちいでなむ。
かく持ちいでいなば、荒潮の潮のやおじの、やしおじの潮の、やおあいにます、速開都姫という神、持ちカカ呑みてむ。
かくカカ呑みてば、気吹戸主という神、根の国、底の国にいぶきはなちてむ。
かくいぶきはなてば、根の国、底の国にます、速佐須良姫という神、持ちさすらいうしないてむ。……(以下略)」 |