このたび、全国神楽継承・振興協議会会員相互の現況を共有するためのホームページを開設いたしました。全国に4,000以上あると言われている神楽は、それぞれの地域特有の風土や文化に育まれ、地域の安寧と繁栄を祈る重要な生活行事としての役割を果しております。しかし、近年顕著となってきた少子高齢化や過疎化の中でその存続と継承は極めて困難な状況に至っております。
本会は、このような課題を共有し、危機を乗り越えるべく結成されたものであり、神楽のもつ意義と継承の重要性をあらためて国、内外に発信するために神楽のユネスコ無形文化遺産登録を当面の目標として活動しております。今後、ホームページで会員の意見や取組についても情報を発信してまいりますので、御支援のほど、よろしくお願いいたします。
全国神楽継承・振興協議会
会長 後藤 俊彦
(高千穂の夜神楽伝承協議会会長・宮崎県高千穂町)
全国の国指定神楽保存団体の交流による相互理解の推進
(ネットワークの形成)
神楽の担い手育成と継承する環境の整備
「日本の神楽」に対する世界的評価の獲得
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