御園花祭保存会(東栄町)
津具花祭保存会(設楽町)
〔御園地区〕毎年11月第2土曜日・日曜日
御園第1集会所(愛知県北設楽郡東栄町大字御園字坂場124-3)※駐車場あり
〔津具地区〕1月2日 白鳥神社
「テーホヘ テホヘ」と夜を徹して繰り広げられる花祭は、鎌倉時代末期から室町時代にかけて熊野の山伏や加賀白山の聖によって伝えられたと言われます。冬至の前後、太陽の力の復活を願って行われる「霜月神楽」の一種で、700年以上伝承されています。昭和51年(1976年)に国の重要無形民俗文化財に指定されました。祭りは、花宿(祭事会場)の清めから始まり、神迎え、湯立て、青年や稚児などの舞、鬼の舞、神返しまで休むことなくほぼ一昼夜をかけて行われます。現在は愛知県北設楽郡の14ヶ所で毎年11月から1月にかけて開催されます。
〔御園地区〕
東栄町の北端に位置し、標高約700m、戸数40戸の小さな集落です。御園地区の花祭は、全戸が協力して、14地区の先陣を切って行われています。また、東京都東久留米市において12月に行われている「東京花祭」の実行委員会とも30年近く相互に交流し、民俗芸能の伝承を図っています。
〔津具地区〕
毎年1月2日の午後から白鳥神社の舞庭(まいど)で神を迎え、悪霊を払い除け、無病息災、五穀豊穣、村中繁栄を願い、30種類以上の毎や神事が夜を徹して行われます。
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