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まつまえかぐら 松前神楽 Matsumaekagura

北海道
  • 正会員

    松前神楽北海道連合保存会
     松前神楽函館連合保存会(函館市)
     松前神楽小樽ブロック保存会(小樽市)
     松前神楽松前ブロック連合保存会(松前町)
     福島町松前神楽保存会(福島町)

 

  • 公開行事や祭礼の主な機会

    〔函館連合保存会〕
     毎年5月~10月 管内神社の例祭において奉仕神職により奉奏
    〔松前ブロック連合保存会〕
     毎年4月29日 松前公園本丸広場
     毎年6月~10月 松前町内をはじめとした道南及び北海道の日本海沿岸地域の神社例大祭など
    〔福島町松前神楽保存会〕
     毎年8月下旬 千軒そばの花観賞会
     毎年9月中旬 福島大神宮例大祭

 

  • 「松前神楽」について

    『福山秘府』によれば延宝2年(1674)、松前家主10世松前矩廣の時代、福山城内で初めて藩の公式行事として鎭釜湯立神楽が奏上されました。以来、隔年ごとに神楽が行われるようになり、現在では12事の神事と21事の舞楽によって構成されるに至りました。
    松前神楽は、松前藩領内の各社家により世襲的に古来の伝統を厳格忠実に守り、格調高い神事芸能へと発展しました。 一方、松前神楽は庶民にも大きく支えられ、家内・道中安全、豊漁祈願、疫病退散などを願い、様々な機会に神楽祈祷が行われました。 明治以降、松前藩の庇護が失われると、松前神楽を伝承してきた社家は氏子の人々との結び付きをさらに深め、今日まで神楽を保存伝承してきました。
    〔函館連合保存会〕
     函館市を中心として近隣の北斗市、木古内町、七飯町、森町、八雲町、長万部町、豊浦町、苫小牧市の約25社の神楽技芸保持者等が加盟しています(2024年現在)。
    〔福島町松前神楽保存会〕
     福島町では、福島大神宮の神職が中心となり、地域の楽人と共にその伝統を受け継いできました。例祭や新年祭、船魂祭などで奏上し、町の災いを取り除き大漁成就・五穀豊穣を祈ります。また、福島町では、演目が終わるごとに会場から「ようそろ」と、かけ声がかかることが特色のひとつです。かつて、松前藩主が「良う候」「良くできて候」と言葉をかけたことが始まりと言われています。

 

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