くろもりかぐら 黒森神楽 Kuromorikagura

正会員

黒森神楽保存会（宮古市）

公開行事や祭礼の主な機会

１月３日　黒森神楽舞立ち神事・舞初め神楽
１月～３月　廻村巡行（見学はお問い合せ下さい）
７月第３日曜日　黒森神社例大祭

「黒森神楽」について

　黒森神楽は、宮古市山口に鎮座する黒森神社の権現様（ごんげんさま：獅子頭）を捧持して、岩手県沿岸の集落を廻り、家々の庭先で権現舞を舞って悪魔祓いや火伏せ、家内安全などを祈祷する門打ちを行います。また、民家の座敷や集会施設に神楽幕をはり、神楽を演じて五穀豊穣・大漁成就や天下泰平をかなえ、人々を楽しませています。これを「巡行(じゅんぎょう)」と称し、江戸時代初期から旧盛岡藩の沿岸部を北廻りと南廻りに廻村してきました。
　権現様は、南北朝（推定）、文明17年（1485）をはじめ、24頭が現存しています。権現様による先祖供養の「墓獅子」、「神楽念仏」や新築祝いの「柱固め」など、権現舞による儀礼も多彩で、黒森神楽や権現様への信仰が今もなお息づいています。

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