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2023年1月15日(日)開催 埋文講座「時代の目安! 宮崎の火山灰層とその見分け方」
投稿日:
2022年12月22日
埋文講座「時代の目安!宮崎の火山灰層とその見分け方」
- 会場
宮崎県埋蔵文化財センター分館(宮崎県総合博物館となり) - 日時
令和5年1月15日(日)13:30~15:00 - 講師
松田 清孝(宮崎県埋蔵文化財センター) - 参加料
無料・申し込み不要
講座概要
発掘調査では、調査する遺跡が、どの年代に使用されていたかを知ることが重要です。その「鍵」となるのが地層の中の火山灰層です。
宮崎県の属する九州地区には、霧島や桜島、姶良(あいら)カルデラや鬼界(きかい)カルデラなどの多くの火山が存在します。これらは太古より活発な火山活動を繰り返し、本県を含む広い地域で火山灰が降灰し堆積してきました。
今回の埋文講座では、本県で見られる旧石器時代に鹿児島県で噴出した姶良Tn火山灰層(約30,000年前)や縄文時代に屋久島付近の火山島から噴出した鬼界アカホヤ火山灰層(約7,300年前)など地層の年代を知る「鍵」となる火山灰層の見分け方を中心に講座を行います。