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矢研の滝・岩舟・尾鈴神社   ( やとぎのたき・いわぶね、おすずじんじゃ )

神武が、東征の途中、ここで鏃を研ぐように兵士たちに、命じたと伝わる。滝から二〇〇メートルほど登った谷川の中の大きな舟形の岩は、ニニギが天孫降臨した時の岩舟と伝わる。
もう一つの伝説は、矢研の滝で、ニギハヤヒが鏃を研いだとも伝わる。山頂の尾鈴神社はニギハヤヒを祀る。岩舟はニギハヤヒの乗ってきた舟とも伝わる。
神武の伝説が有名だが、同じ場所にニギハヤヒの伝説も見え隠れする。滝の左手前の岸壁に「神壮」(かみさかんなり、と読ませる)の二文字に気づいた人はおられるだろうか。紀元二千六百年記念事業として、秋月種樹の書を彫ったと伝わる。

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伝説の地 ニニギ・コノ花サクヤ姫伝説の地、神武東征関連伝説の地
所在地 児湯郡都農町

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