宮崎県立美術館
宮崎県立美術館外観 ロビー
コレクション展

当館の収蔵作品を紹介するコレクション展。郷土作家はもちろん、海外の著名な作家の作品も多数紹介しており、
県外から来られたお客様にも大好評をいただいています。コレクション展は年に4回、多彩なテーマを設けて開催します。


第3期コレクション展
会期:2026年10月10日〜12月22日

会期

令和8年10月10日(土)〜 12月22日(火)
※休館日は、月曜日(祝休日を除く)及び10月13日(火)、11月4日(水)、24日(火)

開館時間

10:00〜18:00(展示室への入室は17:30まで)

会場

宮崎県立美術館 コレクション展示室1〜4

関連イベント

ギャラリートーク(参加無料)

  • 内容:展示の見どころや作品について、分かりやすくお話しします。途中からの参加も可能です。
  • 期日:
    �@ 10月25日(日)・・・展示室全体について概要や主立った作品についてお話しします。
    �A 11月15日(日)・・・展示室1でシュルレアリスム等の名品を中心にお話しします。
  • 時間:14:00〜14:30
  • 対象:どなたでも
  • 場所:1階 コレクション展示室

展示コーナー

『名品セレクション +色彩の探求』

ここでは、宮崎県立美術館の顔とも言える、コレクションを代表する国内外の名品をご覧いただけます。「20世紀最大の画家」と称されるピカソをはじめとした、世界に名だたる海外の巨匠たちに加え、当館のコレクションの特色の一つであるシュルレアリスム(超現実主義)の作家たち、さらに、日本美術史に大きな足跡を残した国内作家たちの名品を、約4,300点にものぼるコレクションの中から選りすぐって紹介します。
また、毎回テーマを変え、特定の分野やグループ、表現等にスポットを当てた、多彩な切り口による特集展示も行います。今回は、独自の色にこだわった画家たちの作品を紹介します。それぞれの画家たちが色に込めた思いとともに、色彩の探求が結実した作品群をお楽しみください。

ピエール・ボナール「黄色い部屋
ピエール・ボナール
「黄色い部屋」

ポール・シニャック 「サン・トロペの松林」
ポール・シニャック
「サン・トロペの松林」

『宮崎の美術 −異国を描く』

明治期以降、日本の美術は急激な西洋化の波にさらされます。日本の洋画家たちは、西洋画の写実表現や遠近法などを取り入れ、独自の表現を求めて模索を続けました。このような状況下で、国が主催する文展が創設されます。本県の洋画家では、西都市出身の塩月桃甫が、大正5(1916)年に文展入選を果たしました。
また、都城市を代表する山田新一は、大正14(1925)年に文展を前身とする帝展に初入選し、中央画壇で活躍しました。
一方、伝統的な日本画の世界においても、西洋画の要素や特徴を取り入れた新しい「日本画」への取り組みが進みました。本県を代表する日本画家として、文展で受賞を重ねるなど日本画界をリードした都城市出身の山内多門、同じく都城出身で、大正4(1915)年の文展において初入選で褒状を受けた益田玉城が挙げられます。
ここでは、これら宮崎県を代表する画家たちの作品を中心に紹介するとともに、郷土作家や本県ゆかりの作家が異国の情景を描いた作品を紹介します。画家たちが異国に向けたまなざしを感じながらお楽しみください。

塩月桃甫「猫」
塩月桃甫「猫」

山田新一「冬のパルクモンスリー」
山田新一「冬のパルクモンスリー」

『没後50年 エルンストの版画』

シュルレアリスムを代表する画家として活躍したマックス・エルンスト(1891-1976)は、今年没後50年を迎えました。ドイツに生まれたエルンストは、大学時代に哲学や精神医学などを学びます。第一次世界大戦後、アルプらと既成概念や権威を否定するダダ運動を起こしました。1920年、無関係な科学書や小説などの挿絵を貼り合わせて不安な幻想を刺激する、コラージュによる作品を発表すると、翌年シュルレアリスムの理論的指導者であったブルトンに招かれ、パリに移ります。

山田新一「冬のパルクモンスリー」
マックス・エルンスト「光の輪」

1925年には、物の上に紙を置き、鉛筆などでその物の形や模様をこすりとるフロッタージュの技法を開拓するなど、様々な技法を使って人間の意識の及ばない世界を表現しました。
ここでは、エルンストの版画を中心に、コラージュ小説やフロッタージュによる作品を一堂に紹介します。エルンストが生み出す不思議な世界をご堪能ください。

※2階の展示室4にも一部作品を展示し、フロッタージュの体験コーナーを設けています。あわせてお楽しみください。

『オノマトペでみる瑛九』

今回は、当館が所蔵する987点の瑛九作品より、オノマトペの視点から選んだ作品を展示しています。
「オノマトペ」とは、擬音語や擬態語のことです。擬音語は「ワンワン」など動物の鳴き声や、「ビュービュー」といった自然界の音のように実際に音として聞こえるものを言葉で表したもの、擬態語は「キョロキョロ」や「ウロウロ」「ドキドキ」といった動きや感情、雰囲気や様子を音に例えて表したものです。作品の特徴や見て感じたことを、オノマトペを使って表すことは、印象を言葉に凝縮することであり、自分の感覚を可視化することにつながります。
技法やモティーフなどの一般的な分類ではなく、オノマトペを通じて作品を見てみると、題名や色づかいなどからイメージするものとは違った新しい魅力を発見できるかも知れません。

瑛九「ともしび」
瑛九「ともしび」

瑛九「みづうみ」
瑛九「みづうみ」

瑛九「空の目」
瑛九「空の目」

『もっと楽しむコレクション展』

2階の展示室4では、人気作品のルネ・マグリット「白紙委任状」の中に入り込んだように撮影できるフォトスポットや、1階のコレクション展示作品に関連した技法体験コーナーを設置しています。あわせてお楽しみください。

ルネ・マグリット「白紙委任状」
ルネ・マグリット「白紙委任状」

ギャラリートーク(年間計画)

 展示の見どころや作品について、分かりやすくお話しします。
途中からのご参加も可能です。お気軽にご参加ください。


  • 場所:コレクション展示室
  • 所要時間:30分程度
  • 参加無料・申込不要
日時 内容
 4月26日(日)14:00〜 コレクション展(第1期) ※終了しました
 5月10日(日)14:00 〜 コレクション展(第1期) ※終了しました
 6月14日(日)14:00 〜 コレクション展(第1期) ※終了しました
 7月12日(日)14:00 〜 コレクション展(第2期) 「たのしむ美術館」 ※終了しました
 7月19日(日)14:00 〜 コレクション展(第2期) 「たのしむ美術館」こどもツアー ※終了しました
 8月11日(火・祝)14:00 〜 コレクション展(第2期) 「たのしむ美術館」こどもツアー ※終了しました
 8月22日(土)14:00 〜 コレクション展(第2期) 「たのしむ美術館」おとなツアー ※終了しました
 9月12日(土)14:00 〜 コレクション展(第2期) 「たのしむ美術館」おとなツアー ※終了しました
 10月25日(日)14:00 〜 コレクション展(第3期)
 11月15日(日)14:00 〜 コレクション展(第3期)
 1月16日(土)14:00 〜 コレクション展(第4期)
 2月21日(日)14:00 〜 コレクション展(第4期)

みやざきデジタルミュージアム
コレクション展で展示している当館収蔵作品の画像や解説等(一部)がご覧になれます。

令和8年度のコレクション展
※内容等につきましては、都合により変更する場合があります。

第1期

● 名品セレクション
+挿画本の世界
● 宮崎の美術
−特集 加藤正
● 郷土作家
太佐豊春・ドローイング
●  よりぬき瑛九
● 営みのかたち
−労働と祈りの彫刻

 

● シニャックや中澤弘光らの名品を展示するとともに、画家が制作に携わった挿画本の特集展示を行います。
● 塩月桃甫、岡部南圃ら本県を代表する作家たちの作品とともに、生誕100年・没後10年を迎えた加藤正の作品をまとめて紹介します。
● 瑛九との出会いをきっかけに絵画制作を始めた西都市出身の画家・太佐豊春の作品を、未公開を含めた素描やスケッチを中心に紹介します
● 瑛九の代表作である「つばさ」や「田園B」などの油彩をはじめフォト・デッサン、版画などのベストセレクションです。
● 「働く」「祈る」といった、人々の生活における行為を題材にした彫刻作品を紹介します。

令和8年4月11日(土)
〜6月23日(火)
終了しました

第2期

● たのしむ美術館

 

● 子どもから大人まで、どなたでも気軽に美術を楽しんでいただける展覧会です。すてきな発見や感動が待っています。

令和8年6月28日(日)
〜9月27日(日)
終了しました

第3期

● 名品セレクション
+色彩の探求
● 宮崎の美術
−異国を描く
● 没後50年
エルンストの版画
●  オノマトペでみる瑛九
● もっと楽しむコレクション展

 

● ピカソや長谷川三郎らの名品を展示するとともに、画家独自の色彩の探求に注目した特集展示を行います。
● 益田玉城、山内多門など本県を代表する作家たちの作品とともに、山田新一、小野彦三郎らが描いた異国の情景を紹介します。
● 没後50年を迎えたエルンストの版画作品を中心に、コラージュ小説やフロッタージュによる作品をまとめて紹介します。
● 瑛九が表現した油彩や版画、フォト・デッサンなどを「ふわふわ」「くねくね」といったオノマトペを視点に紹介します。
● 展示作品に関連した技法体験コーナーやフォトスポットがあり、コレクション展をより楽しめます。

令和8年10月10日(土)
〜12月22日(火)

第4期

● 名品セレクション
+影を描く
● 宮崎の美術
−花を めでる
● 彫刻家が見つめた
生きものたち
● 瑛九と池田満寿夫

 

● ルオーや堅山南風らの名品を展示するとともに、影の表現に注目した特集展示を行います。
● 山田新一、雨田正など本県を代表する作家たちの作品とともに、益田玉城、丸田省吾、小野彦三郎らが花を描いた作品を紹介します。
● 生きものの「動き」や「しぐさ」を表現した作品を、彫刻家の視点から紹介します。
● 「師と名を挙げるならば瑛九」と語った池田満寿夫と瑛九の交流の資料や、開館記念特別展として開催した瑛九展での池田満寿夫の講演を作品と共に紹介します。

令和8年12月26日(土)
〜令和9年3月7日(日)

 

●過去のコレクション展はこちら(PDFファイル 854KB)